「SATORI」の計測タグ機能において、「SATORI計測タグにより管理されるCookie・LocalStorageのデータ保存フォーマットの変更」を実施いたします。
本対応により、インターネット標準規格(RFC)への準拠を図り、他社システムとの競合防止や、より安全で安定した環境でのWebサイト運用を図ります。
なお、本リリース作業に伴うサービスの停止や、一時的にご利用いただけなくなる機能はございません。
目次
変更実施日
2026年10月1日(木)19:00-21:00
機能リリースの影響を受ける方
「SATORI」が発行するCookieやLocalStorageの情報を、独自に取得・操作するプログラムを実装されているお客様
※独自のプログラムを実装していない場合は、事前の設定変更やWebサイトの修正は不要(影響なし)です。
■ 該当する具体的なご利用事例
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外部システムへのデータ連携
ブラウザから取得したセグメントキー(st_segs)を、BIツールや外部データベース等へ登録・送信するプログラムを独自で開発している -
自社Webサイトでのコンテンツ出し分け
ブラウザから取得したセグメントキー(st_segs)を活用し、自社Webサイト上で表示するコンテンツや案内を切り替える仕組みを独自に開発している(「SATORI」のセグメント機能・エンベッド機能を用いてコンテンツの出し分けを実施している場合は影響ございません) -
カスタマーの独自管理
ブラウザから取得したセグメントキー(st_segs)を、お客様独自で管理されているカスタマー情報と統合管理している
■ 影響有無のチェックリスト
お客様が本リリースの影響を受ける対象かどうかをご確認いただくための、判断材料としてご活用ください。STEP1から順番にご確認いただき、途中で「影響なし」に該当した場合は、事前のご対応・修正作業は不要です。
STEP 1:Webサイトのカスタマイズ有無
以下のいずれかのカスタマイズをしていますか?
SATORIフォーム、HTMLパーツ、ポップアップ等をJavaScriptでカスタマイズしている
カスタマーが該当しているセグメントに基づいた挙動のカスタマイズをしている
カスタマーが該当しているセグメントを別のシステム等に連携するカスタマイズをしている
- していない ⇒ 【影響なし】 (そのままご利用いただけます)
- している ⇒ STEP 2へ
STEP 2:実装方法の確認
公式ヘルプページ:「SATORI計測タグ実行後のコールバック関数について」をもとにした実装(afterFunc を使用したカスタマイズ)ですか?
- afterFuncを使用している⇒ 【影響なし】 (そのままご利用いただけます)
- 独自に記述している ⇒ STEP 3へ
STEP 3:読み出しデータの確認
JavaScriptからCookieまたはLocalStorageの値を読み出していますか?
- 読み出していない ⇒ 【影響なし】 (そのままご利用いただけます)
- 読み出している ⇒ STEP 4へ
STEP 4:取得キーの確認
JavaScriptからCookie上の st_segs の値を読み出していますか?
- 読み出していない ⇒ 【影響なし】 (そのままご利用いただけます)
- 読み出している ⇒ 【影響あり(要対応)】
事前に必要なご対応
上記チェックリストにて【影響あり(要対応)】となった場合は、リリース前の事前対応として、プログラムの修正が必要となる場合がございます。
対応方法の詳細は、本ページ下部の FAQ:リリース前の事前対応として、独自実装はどのように修正すればいいですか? をご確認ください。
【重要】リリース日までのご対応をお願いいたします
リリース実施後に改修を行った場合、未対応期間中(リリース日からお客様側での改修完了までの間)のデータは正常に取得できない可能性があります。
(例:10/1の機能リリース後、10/10にお客様側で対応完了した場合、10/1のリリース後以降10/10のお客様側の対応完了までの期間中、セグメントキーが正常に取得できない状態となります。)
誠に恐れ入りますが、該当期間中に取得できなかったデータの遡及対応やリカバリはできかねますので、必ずリリースまでにご対応をお願いいたします。
変更内容
- 【変更される機能】 SATORI計測タグによってブラウザのCookie・LocalStorageに書き込まれるセグメント情報(st_segs)のフォーマット変更
変更内容詳細
■【SATORI計測タグによるセグメント情報(st_segs)の保持フォーマット変更】について
ブラウザのCookieおよびLocalStorageに保持しているセグメントキーのリスト(st_segs)について、区切り文字を「カンマ(,)」から「ドット(.)」へ変更いたします。
- 変更前の値の例(Before): 11aa,11ab,11ac
- 変更後の値の例(After): 11aa.11ab.11ac
※本変更は「SATORI」内部の実装仕様の是正(RFC準拠)を目的としています。旧仕様のCookieが残っているブラウザからのアクセスに対してもサーバー側で互換性を維持して処理するため、セグメント情報の喪失やデータの不整合が発生することはありません。
注意事項
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互換性の維持について:
リリース前に既存の旧Cookie(カンマ区切り)を保持しているエンドユーザー(閲覧者)様に関しても、システム側で自動的にドット区切りへ移行・相互変換して処理されるため、一般的な計測やシナリオ動作に影響はありません。
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独自実装の推奨記述について
セグメント情報をJavaScriptで取得したい場合は、Cookieの直接参照ではなく、公式ヘルプに記載の「SATORI計測タグ実行後のコールバック関数」をご利用ください。
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独自実装(プログラム)に関するご案内とお願い
お客様のWebサイト上で独自に組まれたJavaScriptプログラムや外部連携スクリプトにつきましては、お客様ごとの個別環境となるため、SATORIカスタマーサポートにてコードの解析・個別調査や修正作業の代行を承ることができません。
大変恐れ入りますが、該当する可能性のあるお客様におかれましては、本お知らせおよび下記FAQに記載の内容を自社WebサイトのWeb担当者様、またはWebサイト制作会社・開発エンジニア様へご共有の上、ご確認・ご対応をお願い申し上げます。
FAQ
■【概要・影響範囲について】
Q: なぜデータ形式を変更するのですか?
A: Cookieの標準規格(RFC)へ準拠するための仕様改定です。規格に沿ったフォーマット(カンマの廃止)へ統一することで、他システム(ログイン認証等)との競合や予期せぬエラーを未然に防ぎます。
Q: 自社のWebサイトは何か対応(修正作業)が必要ですか?どんな場合に「影響あり」と判断すればよいですか?
A: お客様側で独自のカスタマイズをされている場合にのみ、対応が必要となります。具体的には、自社Webサイト側でCookie内の st_segs に含まれるセグメント情報を直接取得するような独自のプログラムを組み込んでいる場合にのみ、確認・修正が必要となります。WebページにSATORI計測タグやポップアップ・エンベッドの設置コードのみを埋め込む通常の利用では影響はありません。
Q: 自社Webサイトで該当するスクリプト(独自実装)を使っているか分からないのですが、どう確認すればいいですか?
A: 本お知らせ内の「事前に必要なご対応」にあるチェックリストをご活用ください。加えて、自社Webサイトを管理運用されていらっしゃる部門・協力企業様へ本お知らせをご共有いただき、「SATORIのCookie(st_segs)を直接読み込む独自の処理を行っているか」をご確認いただき判断をお願いいたします。
Q: リリース後、過去に訪れたユーザーの計測データやセグメント情報が消えたりしませんか?
A: 消えません。データはそのまま保持されます。 SATORIサーバー側では旧仕様(カンマ区切り)と新仕様(ドット区切り)のどちらにも対応する処理を行うため、既存ユーザーのセグメント情報が喪失したり不整合を起こすことはありません。
■【「SATORI」の機能への影響について】
Q: マニュアル「【JavaScript】パラメータ値を引き渡すタグについて」に記載されている StDmp.additionalParams を活用していますが、影響はありますか?影響がある場合、どのように対応すればよいでしょうか?
A: 影響はございません。 修正対応等は不要で、そのままご利用いただけます。
Q: マニュアル「SATORI計測タグ実行後のコールバック関数について」に記載されている StDmp.afterFunc を使用していますが影響はありますか?影響がある場合、どのように対応すればよいでしょうか?
A: 影響はございません。 コールバック関数(afterFunc)経由で渡されるセグメント情報には今回の変更による影響を受けない改修を行いますので、そのままご利用いただけます。
Q: データ提供オプションのデータには影響ないでしょうか?(カスタマーデータ / アクションデータ / DMPデータ)
A: 影響はございません。 データ提供オプションで出力されるデータ構造やセグメント情報の形式に変更はありません。
Q: 「SATORI」管理画面から「CSV出力」で出力するデータには影響ないでしょうか?
A: 影響はございません。 管理画面およびCSV出力データの仕様変更はございません。
引き続き、セグメントキーはカンマ区切りで出力されます。
Q: 自社で開発した独自のプログラムについて、「カンマ区切り」前提のまま修正(コード変更)を行わなかった場合、どのような影響がありますか?
A: リリース日以降、独自プログラムが「カンマ区切り」前提のままだと、以下のような不具合が発生する可能性があります。
- 配列分解のエラー・想定外の動作:Cookie値を split(',') 等で分解している場合、値が正しく分割されず、複数のセグメントIDが1つの文字列として扱われてしまう。
- Webサイト上の表示不具合:セグメントIDの一致判定に失敗し、自社Webサイトでの「コンテンツ出し分け」や「案内の切り替え」が正しく動かなくなる。
- 不適切なフォーマットによる外部連携:BIツールや外部DB等へ誤ったフォーマット(例: 11aa.11ab.11ac という結合された状態)のままデータが送信・登録される。
※実際の具体的な影響(エラーの起き方や不具合の範囲)は、お客様が作成された独自プログラムの記述内容や仕様によって異なります。
※なお、「SATORI」本体での計測や画面表示には影響ございません。あくまで「お客様側で組み込まれた独自のプログラム内」でのみ発生する影響となります。
注意:
お客様側の改修未対応により正常に取得・連携できなかったデータにつきましては、SATORI側でのリカバリ(遡及補填)対応はできかねますので十分ご注意ください。
■【開発・実装者様向け】
Q: リリース前の事前対応として、独自実装はどのように修正(書き換え)すればいいですか?
A: リリース前(事前)に、以下のいずれかの記述へ修正をお願いいたします。
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【対応A(推奨)】コールバック関数(afterFunc)への切り替え
Cookieの直接参照をやめ、SATORI公式の「計測タグ実行後のコールバック関数(afterFunc)」を利用した実装へ変更する。 -
【対応B】Cookieの判定処理を「両対応(カンマ・ドット)」にする
引き続きCookie内の値を直接利用する場合は、区切り文字を「カンマ」と「ドット」の両方を指定するようにプログラムを改修する。
記述例(JavaScript):
st_segs の値を分割する処理を split(',') から split(/,|\./) (正規表現でカンマ・ドットの両方を区切り文字とする指定)に変更する。