2021/11/11のUI刷新 第一弾リリースにてカラースキーム(配色設計)とタイポグラフィ(文字の書体、大きさ、配列のしかたなど)を変更しております。オンラインマニュアルに掲載している画面キャプチャと実際の管理画面の配色や文字の状態が異なる場合がございますがご了承いただけますと幸いでございます。
この記事では、フォーム送信ができない場合のトラブルシューティングをご案内します。
確認手順
トラブルシューティングの手順は以下ステップとなります。
- フォーム内にエラーメッセージが表示されていないか確認をする
- フォームを設置したWebページ上でコンソールエラーが出ていないか確認する
- フォームを設置したWebページが要因となっていないか確認をする
- ご利用環境(ブラウザなど)が要因となっていないか確認をする
- 上記手順にて解決できない場合、SATORIサポートセンター宛へお問い合わせする
1.フォーム内にエラーメッセージが表示されていないか確認をする
フォームの「送信する」ボタンをクリックした後、エラーメッセージが表示された場合は、内容に沿って入力内容を見直します。
エラーメッセージが出ていない場合、手順2に進みます。
<エラーメッセージ例>
- 入力内容に不備があります ○○○の入力は必須です
- バリデーションに失敗しました。△△△はすでに存在します。
- バリデーションに失敗しました。 □□□は一覧にありません。
入力内容に不備があります ○○○の入力は必須です
必須項目が未入力のためバリデーションエラーが生じています。対象項目に値を入力してださい。
バリデーションに失敗しました。△△△はすでに存在します。
フォームで入力または選択した値と同一の値が登録されているカスタマーが存在することが原因となり、バリデーションエラーが生じている可能性があります。
フォーム項目に紐付けたカスタマーカスタム項目の「複数のカスタマーで同じ値を登録」設定にて「許可しない」を指定した場合、フォームで入力または選択した値と同一の値をもっているカスタマーが存在すると、同じ値でフォーム登録をすることができません。
複数のカスタマーに同じ値を登録させたい場合は、「複数のカスタマーで同じ値を登録」設定にて「許可する」を指定します。
※一度登録したカスタマーカスタム項目の「複数のカスタマーで同じ値を登録」は設定変更することができないため、新しいカスタマーカスタム項目を作成する必要があります
設定内容は以下「確認手順」に沿ってご確認ください。
確認手順
(1)左カラムメニュー [コンテンツ] > [フォーム]を開き、対象フォームの右横「︙」>「編集」ボタンをクリックします。
(2)フォーム設定画面の「フォーム項目」箇所で対象項目の「入力された値を格納するカスタマーカスタム項目」で選択したカスタマーカスタム項目を確認します。
(3)左カラムメニュー [設定] > [カスタマーカスタム項目]を開き、カスタマーカスタム項目リスト画面から対象項目の「複数のカスタマーで同じ値を登録」の設定を確認します。
「複数のカスタマーで同じ値を登録」は設定変更ができませんので、変更したい場合は新たにカスタマ―カスタム項目を作成します。
新しく作成したカスタマーカスタム項目を、フォーム項目の「入力された値を格納するカスタマーカスタム項目」に指定し直してください。
バリデーションに失敗しました。 □□□は一覧にありません。
フォームで選択した値がフォーム項目に紐付けたカスタマーカスタム項目のバリデーション設定の内容と一致しないことが原因となり、バリデーションエラーが生じている可能性があります。
フォーム項目に紐付けたカスタマーカスタム項目のバリデーション設定を確認し、設定内容に準じた選択肢をフォーム項目に設定ください。
詳細は以下「確認手順」に沿ってご確認ください。
確認手順
(1)左カラムメニュー [コンテンツ] > [フォーム]を開き、対象フォームの右横「︙」>「編集」ボタンをクリックします。
(2)フォーム設定画面の「フォーム項目」箇所で対象項目の「選択肢」と「入力された値を格納するカスタマーカスタム項目」で選択したカスタマーカスタム項目を確認します
(3)左カラムメニュー [設定] > [カスタマーカスタム項目]を開き、対象項目の右横「︙」>「編集」ボタンをクリックします。
(4)カスタマーカスタム項目編集画面のバリデーション設定を確認します。
フォーム項目の選択肢と異なる場合は、フォームまたはカスタマーカスタム項目の設定を見直して合わせます。
※例の場合、(2)の手順で確認した選択肢と見比べると「サンプルC」がないため追加する必要があります
2.フォームを設置したWebページ上でコンソールエラーが出ていないか確認する
コンソールエラーによりフォーム送信ができない可能性がありますので、コンソールエラーが発生しているか確認します。
確認手順
※以下Windows で Google Chrome のディベロッパーツールを用いて確認する方法をご案内します。
(1)Google Chrome で、フォームを設置したWebページにアクセスします。
(2)画面右上の [︙] を開き [その他のツール] の[デベロッパーツール] をクリックします。
(3)「コンソール(Console)」タブを開き、フォーム送信を実行します
(4)実行後、「コンソール(Console)」タブ内にフォーム送信に関するエラーが発生していないか確認をします
- エラーが発生している場合、エラー内容を確認のうえ、お客様側のシステム/制作担当者様へご相談ください。
- エラーが発生していない場合、手順3に進みます。
3.フォームを設置したWebページが要因となっていないか確認をする
フォームを設置したWebページに適用されている要素(CSSやJavaScriptなど)が要因となっている可能性があるため、以下をお試しいただき、フォーム送信ができるかご確認ください。
解消されない場合は手順4に進みます。
- フォームの設置コードのみを記述したWebページを用意し、フォーム送信を試す
※SATORIのウェブページ機能を利用して作成することができます。詳細はこちらからご参照ください。
4.ご利用環境(ブラウザなど)が要因となっていないか確認をする
ご利用環境(ブラウザなど)が要因となっている可能性があるため、以下をお試しいただき、フォーム送信ができるご確認ください。
解消されない場合は手順5に進みます。
- ブラウザのキャッシュをクリアしフォーム送信を試す
- ブラウザに拡張機能をインストールされている場合、無効にしフォーム送信を試す
- 他の端末やブラウザでフォーム送信を試す
※お試しの結果フォーム送信ができる場合は、ご利用環境が要因となりフォーム送信ができない可能性があります。お客様側で詳細設定をご確認ください。
もし、ブラウザにインストールされた拡張機能が要因の場合は、フォーム設置画面に注意事項の記載などを検討ください。
一例)
ご利用環境で拡張機能をお使いの場合、フォーム送信ができていても完了ページ/メッセージが表示されない可能性がございます。
恐れ入りますが、ご入力いただいたメールアドレス宛に「完了メール」が届いているかご確認ください
5.上記手順にて解決できない場合、SATORIサポートセンター宛へお問い合わせする
上記をご確認した上で解決できない場合は、以下情報を添えてSATORIサポートセンターへご連絡ください。
- フォーム名
- フォーム設置URL
- SATORIでのフォームテスト送信実施の可否
- SATORIでのフォームテスト送信が可能であればテストルール
- ご利用環境
ご利用のブラウザで、「ご利用環境チェックツール」と検索し、検索結果にアクセスした状態のキャプチャを添付ください - 手順1~4で確認した内容