2021/11/11のUI刷新 第一弾リリースにてカラースキーム(配色設計)とタイポグラフィ(文字の書体、大きさ、配列のしかたなど)を変更しております。オンラインマニュアルに掲載している画面キャプチャと実際の管理画面の配色や文字の状態が異なる場合がございますがご了承いただけますと幸いでございます。
目次
セグメント該当・非該当の挙動
セグメント該当・非該当の挙動は、「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」オプションの有無で異なります。
「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」オプション
「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」オプションにチェックを入れた場合
SATORI計測タグを設置したWebページへのアクセス (SATORI計測タグへの接触) により、セグメントの条件 (フィルタセットやフィルタ条件の設定値) を満たすと評価した場合、「セグメント該当」と判定します。
セグメント該当後も再評価時にセグメントの条件を満たしていれば、引き続き「セグメント該当」と判定しますが、セグメントの条件を満たしていなければ「セグメント非該当」と判定します。
セグメント該当後の再評価は「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」を有効にしているため、セグメントの条件に指定した条件フィルタ (URLフィルタやパラメータフィルタの設定値) にかかわらず、セグメントの条件に基づき、SATORI計測タグを設置したWebページへのアクセス (SATORI計測タグへの接触) を契機として毎回実施されます。
セグメントの挙動例
セグメントに以下のような条件 (「https://example.com/fee」というURLに「30日間で1回以上」のアクセスでセグメント該当) を指定した場合、
30日間で1回「https://example.com/fee」にアクセスすれば、セグメントの条件を満たすため、「セグメント該当」と判定されます。
セグメント該当後も30日間経過するまでに1回以上「https://example.com/fee」にアクセスしていれば、セグメントの条件を満たすため、
「https://example.com/fee」以外へのアクセスを契機に再評価されても、「セグメント該当」と判定されます。
しかし、セグメント該当後から1回も「https://example.com/fee」にアクセスせず、30日間経過した後、「https://example.com/fee」以外へアクセスし、再評価されるとセグメントの条件を満たさないため、「セグメント非該当」と判定されます。
※セグメント該当・非該当は、SATORI計測タグに接触することで更新されます。
「フィルタセットに対するカウント」に指定する「30日間」経過したとしても自動的にセグメント該当からセグメント非該当には変わりません。
フィルタセット | 複数フィルタ結合方法 | AND |
評価スパン | 「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」にチェック:あり | |
フィルタセットに対するカウント | 30日間に1回以上 | |
URLフィルタ (条件フィルタ) |
評価対象URL | 訪問URL |
マッチタイプ | 完全一致 | |
ドメイン | example.com | |
パス |
/fee |
「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」オプションにチェックを入れない場合
SATORI計測タグを設置したWebページへのアクセスにより、セグメントの条件 (フィルタセットやフィルタ条件の設定値) を満たすと評価した場合、「セグメント該当」と判定します。
セグメント該当後も再評価時にセグメントの条件を満たしていれば、引き続き「セグメント該当」と判定しますが、セグメントの条件を満たしていなければ「セグメント非該当」と判定します。
セグメント該当後の再評価は「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」を無効にしているため、セグメントの条件に指定した条件フィルタ (URLフィルタやパラメータフィルタの設定値) を満たすアクセス (SATORI計測タグへの接触) のみを契機として、セグメントの条件に基づき実施します。
なお、フィルタセットの「フィルタセットに対するカウント」で指定した「日数」を意識せず、再評価は実施されるため、「フィルタセットに対するカウント」に「以上」を設定した場合、「回数」を満たせば永続的に「セグメント該当」と判定します。
「フィルタセットに対するカウント」に「未満」を設定した場合やセグメント条件設定で「NOT」を設定した場合は「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」を無効にしても「セグメント非該当」と判定しますので、ご留意ください。
- 「フィルタセットに対するカウント」で「n回未満」と設定し、未満条件を満たさなくなるn回以上のアクセスが行われた場合
- セグメント条件設定で「セグメントの条件A NOT セグメントの条件B」と設定し、NOT条件を満たすアクセスが行われた場合
セグメントの挙動例①
セグメントに以下のような条件 (「https://example.com/fee」というURLに「30日間で1回以上」のアクセスでセグメント該当) を指定した場合、
30日間で1回「https://example.com/fee」にアクセスすれば、セグメントの条件を満たすため、「セグメント該当」と判定されます。
セグメント該当後は「日数」を意識しなくなるため、「https://example.com/fee」に1回でもアクセスしていれば、「フィルタセットに対するカウント」の「1回以上」を常に満たすこととなり、永続的に「セグメント該当」と判定されます。
フィルタセット | 複数フィルタ結合方法 | AND |
評価スパン | 「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」にチェック:なし | |
フィルタセットに対するカウント | 30日間に1回以上 | |
URLフィルタ |
評価対象URL | 訪問URL |
マッチタイプ | 完全一致 | |
ドメイン | example.com | |
パス |
/fee |
セグメントの挙動例②
セグメントに以下のような条件 (「https://example.com/fee」というURLに「30日間で1回未満」のアクセスでセグメント該当) を指定した場合、
30日間で1回「https://example.com/fee」にアクセスすれば、セグメントの条件を満たすため、「セグメント該当」と判定されます。
しかし「https://example.com/fee」に2回アクセスすると「1回未満」という条件を満たさなくなるため、永続的に「セグメント非該当」と判定されます。
フィルタセット | 複数フィルタ結合方法 | AND |
評価スパン | 「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」にチェック:なし | |
フィルタセットに対するカウント | 30日間に1回未満 | |
URLフィルタ |
評価対象URL | 訪問URL |
マッチタイプ | 完全一致 | |
ドメイン | example.com | |
パス |
/fee |
注意事項
- セグメント該当・非該当は、SATORI計測タグに接触し評価することで更新されます。
セグメント該当・非該当と判定された後に1回もSATORI計測タグに接触していないとセグメント該当・非該当は更新されません。 - 匿名カスタマーでもセグメント該当・非該当は判定されます。
匿名カスタマーでセグメント該当と判定された場合、実名化に至っても最新アクション一覧に「セグメント該当」は表示されません。 - 「フィルタセットに対するカウント」には、評価 (再評価も含む) 時を起点とした過去「期間」に満たすべきアクセス「回数」を定義します。
- テストメール ([テスト送信]で送信したメール) 内のトラッキングURLに対するアクセスもセグメント計測の対象となります。
テストメールをご確認する際は、トラッキングURLにアクセスしないようご注意ください。 - セグメント計測はセグメントを作成した以降のアクセスを対象とします。
セグメント作成前のアクセスはセグメント計測の対象となりません。
セグメント該当/非該当の図解
「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」オプションにチェックを入れた場合
- オプションにチェックを入れて、「ページAに20日間に3回 以上 」とした場合
20日間に3回アクセスしたタイミング (上記図の11日目) でセグメント該当と判定します。
しかし、ページBにアクセスしたタイミング (上記図の33日目) で、
過去20日間にページAへのアクセスが3回以上なかったため、
セグメントの条件を満たしていないと評価し、セグメント非該当と判定します。
「SATORI計測タグ接触時に毎回評価する」オプションにチェックを入れない場合
- オプションにチェックを入れず、「ページAに30日間に3回以上」とした場合
ページAへの3回目のアクセスでセグメント該当と判定します。
以後、ページAや他のページにアクセスしても毎回評価されず、永続的にセグメント該当と判定されます。
- オプションにチェックを入れず、「ページAに30日間に3回未満」とした場合
ページAへの1回目のアクセスでセグメント該当と判定します。
しかし、ページAへの3回目のアクセスをもって、未満条件を満たさなくなるため、セグメント非該当と判定します。
- オプションにチェックを入れず、「ページAに30日間に1回以上 NOT ページBに30日間に1回以上」とした場合
ページAへのアクセスでセグメント該当と判定します。
しかし、ページBへのアクセスをもってNOT条件を満たすため、セグメント非該当と判定します。