2021/11/11のUI刷新 第一弾リリースにてカラースキーム(配色設計)とタイポグラフィ(文字の書体、大きさ、配列のしかたなど)を変更しております。オンラインマニュアルに掲載している画面キャプチャと実際の管理画面の配色や文字の状態が異なる場合がございますがご了承いただけますと幸いでございます。
この記事では、SATORIから配信されたメールの開封が正しく計測されない場合のトラブルシューティングをご案内します。
確認手順
トラブルシューティングの手順は以下のステップとなります。
- メール送信処理が完了しているかジョブ機能で確認する
- マルチパートまたはテキストメールの場合、メールテンプレート内のURLが、トラッキングURLに置換されているか確認する
- メールが開封されたことが反映されるまで待機して確認する
- 上記手順にて解決できない場合、SATORIサポートセンター宛へお問い合わせする
1.メール送信処理が完了しているかジョブ機能で確認する
メール送信処理が完了しておらず、カスタマーがメールを受信していない可能性があります。
そのため、メール送信処理のステータスをジョブ確認機能から確認します。
(1) 左カラムメニュー [設定] > [ジョブ確認]を開き、ジョブリストから対象ジョブの「詳細」ボタンをクリックします。
(2) ジョブ詳細からステータスが「完了済み」となり、正常に送信できているか確認します。
ステータスが「処理中」の場合は、メール配信の処理が完了するまでお待ちください。
ステータスが「完了済み」で、対象メールのメールタイプがマルチパートまたはテキスト形式の場合、手順2に進みます。
ステータスが「完了済み」で、対象メールのメールタイプがHTML形式の場合、手順2はスキップし、手順3に進みます。
2.マルチパートまたはテキスト形式の場合、メールテンプレートにトラッキングURLが記載されているか確認する
対象メールのメールタイプがマルチパート(※1)またはテキスト形式の場合、メール開封が計測できない原因として、メールテンプレートにトラッキングURLが正しく記載されていない可能性が考えられます。そのため、トラッキングURLが設定されているか確認します。
(※1)マルチパートは、HTML形式とテキスト形式の両方の設定をしますが、本確認は「テキスト形式」のみとなります
ご参考までに、メール開封の検知方法は、メールタイプによって異なり、具体的な方法は以下の表の通りです。
メールタイプ |
メール開封の検知方法 |
HTML形式 |
「SATORI」では、HTMLメールに目視できないサイズの画像を埋め込んでおります。 ただし、トラッキングURLの有効期限はメール送信から180日になります。有効期限が切れたトラッキングURLをクリックしてもメール開封は検知されません。 |
テキスト形式 |
「SATORI」のテキストメールは、カスタマーのメール開封で検知するのではなく、メール内のトラッキングURLをクリックするか、ファイルをダウンロードするかでメール開封を検知し、既読数 (メール開封率) にカウントします。 ただし、トラッキングURLの有効期限はメール送信から180日になります。有効期限が切れたトラッキングURLをクリックしてもメール開封は検知されません。 |
(1) 左カラムメニュー [コンテンツ] > [メールテンプレート]を開き、対象メールテンプレートの右横「︙」>「編集」ボタンをクリックします。
(2) テンプレート編集画面の「テキスト形式メール内容」を確認して、URLを
トラッキングURLが記載されていない場合は、トラッキングURLを設定します。
3.メールが開封されたことが反映されるまで待機して確認する
メール送信済みリスト画面の未読数/既読数(開封率)を含む各数値は10分間隔で集計を行っています。
そのため、実際にメールが開封されていても数値の反映までに時間を要します。
手元で検証する際は対象カスタマーの詳細画面の最新アクション一覧よりご確認ください。
10分経過後もメール送信済みリスト画面の数値が反映されていない場合は、手順4に進みます。
4.上記手順にて解決できない場合、SATORIサポートセンター宛へお問い合わせする
上記をご確認した上で解決できない場合は、以下情報を添えてSATORIサポートセンターへご連絡ください。
- 対象メールの件名
- 対象メールの元になったメールテンプレート名
- メール送信日時
- メール開封が正しく計測されないとご判断された詳細状況