【重要】Gmailのメール送信ガイドライン変更に伴う仕様変更と留意事項について

2021/11/11のUI刷新 第一弾リリースにてカラースキーム(配色設計)とタイポグラフィ(文字の書体、大きさ、配列のしかたなど)を変更しております。オンラインマニュアルに掲載している画面キャプチャと実際の管理画面の配色や文字の状態が異なる場合がございますがご了承いただけますと幸いでございます。

Gmailのメール送信ガイドライン変更により、Gmailアカウント宛てに１日あたり5,000件以上メール送信を行う場合、カスタマーがワンクリックでメールの購読解除を行えるように、ワンクリック登録解除のリンクを必ず表示させる必要があります。
SATORIでは、本ガイドラインに対応し、ワンクリックで登録解除（List-Unsubscribeヘッダ）をできるよう仕様変更を実施します。
以下に、仕様変更の内容、および影響と留意点についてご説明いたしますので、ご確認いただきますようお願いいたします。

【表示例】

▼Gmail Help：Email sender guidelines（外部サービスのサイトへリンクします）
Subscriptions＞Make it easy to unsubscribe

弊社からのGmailのメール送信ガイドライン変更に関するお知らせはこちらをご参照ください。

■仕様変更内容

SATORIでは、メールソフトのヘッダーにワンクリック登録解除のリンクを標準表示するよう、List-Unsubscribeヘッダーへの対応を行います。
本対応により、SATORIから配信されるメールのヘッダーには、送信件数によらずワンクリック登録解除のリンクが表示され、メール受信者がそのリンクをクリックするとカスタマー情報の配信許可が［承認］から［拒否］に変更されます。

■仕様変更に関する注意点

• 本対応に関しましては、お客様での作業や設定等は生じることはありません。
• お客様の設定等により、登録解除のリンクを非表示にすることはできません。
• メールソフトの種類によっては、登録解除のリンクが表示されない場合もあります。

■リリース予定時期

2024年5月末までにリリース予定です。リリース日が決定しましたら、改めてご報告いたします。

■仕様変更による影響と留意点

特殊変数 {{no_thanks_url}}による配信停止について

これまで、メールマガジンなどの登録解除には、配信停止URLである特殊変数 {{no_thanks_url}} の使用を推奨しておりました。本対応による{{no_thanks_url}} の仕様変更は生じないため、ワンクリック登録解除のリンクと併せて {{no_thanks_url}} をご利用ください。

配信停止タグによるメールの出し分けについて

以下のオンラインマニュアルにてご案内している、メール配信停止の仕組みをご利用のお客様においても、引き続き同様の運用は可能ですが、以下の注意点があります。

▼メール配信停止の仕組みと設定方法 ＞ フォームを利用した仕組み
https://satorihelp.zendesk.com/hc/ja/articles/360000303061

前述したようにメール受信者が、ワンクリック登録解除のリンクをクリックすると、カスタマー情報の配信許可が［拒否］となるため、SATORIからメールを送信することができなくなります。
カスタマーのメールソフトのヘッダーには、登録解除のリンクが常に表示されていることから、メール受信者は配信停止フォームではなく、登録解除のリンクをクリックすることで、メール配信停止の意思表示をする可能性があります。
上記点にご留意の上、必要に応じて運用方法のご検討をお願いいたします。

一例ですが、メール本文冒頭にカスタマーへの注意喚起の一文を追記する方法をご案内いたします。
これまでの多くは、メールの最後に配信停止のご案内を記載していましたが、登録解除のリンクが常に表示されていることから、メール本文冒頭に記載することでカスタマーの目に留まりやすくなります。

【注意喚起文の例】

※「こちら」には配信停止フォームのURLを設定します