ブラウザとカスタマーが正しく紐付いていない場合の事象

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2021/11/11のUI刷新 第一弾リリースにてカラースキーム(配色設計)とタイポグラフィ(文字の書体、大きさ、配列のしかたなど)を変更しております。オンラインマニュアルに掲載している画面キャプチャと実際の管理画面の配色や文字の状態が異なる場合がございますがご了承いただけますと幸いでございます。

以下のようなカスタマーの操作により、ブラウザとカスタマーを正しく紐付けられていないと、カスタマー詳細の最新アクション一覧にカスタマー本人以外のアクションが表示されます。

  • 他のカスタマーのメールアドレスでフォーム送信した場合
  • 他のカスタマーに転送したメールのトラッキングURLをクリックする

ブラウザAと紐付いているカスタマーAと、ブラウザBと紐付いているカスタマーBを例に挙げ、正しく紐付かない場合の事象を説明します。

他のカスタマーのメールアドレスでフォーム送信した場合

「SATORI」フォームを送信すると、入力したメールアドレスとフォーム送信を行ったブラウザとが紐付きます。
カスタマーBがブラウザAで自身のメールアドレスを入力しフォーム送信をすると、カスタマーBのメールアドレスとブラウザAが紐付きます。
結果として、カスタマーBは自身のブラウザBに加え、ブラウザAとも紐付くことになります。

他のカスタマーに転送したメールのトラッキングURLをクリックする

トラッキングURLには、カスタマー毎に一意のハッシュコードが付与されており、カスタマー専用のURLとなっています。
カスタマーB宛のメールをカスタマーAに転送し、カスタマーAがカスタマーB用のトラッキングURLをクリックすると、「ブラウザAでカスタマーB用のトラッキングURLをクリックした」と判断されるため、カスタマーBとブラウザAが紐付きます。
結果として、カスタマーBは自身のブラウザBに加え、ブラウザAとも紐付くことになります。

カスタマーの最新アクション一覧での表示

上記のように、カスタマーBが両ブラウザに紐付いていると、カスタマーBの最新アクション一覧には、ブラウザAとブラウザBでのアクション(ウェブアクセス、セグメント該当)が混在して表示されます。
一方、カスタマーAは自身のブラウザAのみと紐付いているので、カスタAの最新アクション一覧にはブラウザAのみのアクションが表示されます。
※メール送信、メール開封、リンククリックは各カスタマーの実際のアクションとして最新アクション一覧に表示されます。混在して表示されることはありません。

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紐付けを解除して正しく紐付ける方法

誤って紐付いたカスタマーの最新アクション一覧を正しい状態にする手順を以下に説明します。

  1. 誤ってい紐づいたブラウザのcookieとローカルストレージ情報を削除する。
    ※削除方法はブラウザ毎に異なるため、ウェブ検索などでお調べください
  2. 「SATORI」からカスタマーを削除し、同じメールアドレスで再登録する。
    カスタマーの削除についてはこちらをご参照ください。
  3. フォーム送信やトラッキングURLクリックなどで、カスタマーとブラウザを紐付ける。
    カスタマーとブラウザを紐付ける方法はこちらをご参照ください。

紐付けにおける注意事項

  • 「紐付けを解除して正しく紐付ける方法」の全手順を実施する必要があります。どれか1つでも未実施の場合は、最新アクション一覧を正しい状態にできません。

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