DMARC認証にてSPFが失敗(Fail)する理由について

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2021/11/11のUI刷新 第一弾リリースにてカラースキーム(配色設計)とタイポグラフィ(文字の書体、大きさ、配列のしかたなど)を変更しております。オンラインマニュアルに掲載している画面キャプチャと実際の管理画面の配色や文字の状態が異なる場合がございますがご了承いただけますと幸いでございます。

Q. DMARC認証を設定しましたが、SPFが失敗(Fail)となります。なぜでしょうか?

A. SATORIからメール配信を行う場合、メール配信の仕組み上、エンベロープFromドメインとヘッダFromドメインを一致させることができないため、DMARC認証のSPFアライメントが失敗(Fail)します。

※SPFアライメントはエンベロープFromとヘッダFromのドメインが一致するかチェックし、一致する場合は合格、一致しない場合は失敗となります。

DMARC認証の合否は、SPF(認証とアライメント)とDKIM(認証とアライメント)のどちらか一方の合格(Pass)を条件にしておりますので、どちらか一方が未導入あるいは失敗となっていても、DMARC認証に合格することができます。
そのため、SPFが失敗でもDKIMが合格という結果となれば、DMARC認証自体は合格となるので問題ありません。

なお、DKIM未設定のドメインは、前述の理由によりDMARC認証が失敗となるため、DKIM設定をお願いします。DKIM・SPF設定に関してはこちらからご確認ください。

 

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