フォームはSATORIに自動連携されるフォームを簡単に作成できる機能です。
目次
フォームで可能になること
フォームには以下の2種類があり、SATORIのカスタマー情報に連携する項目を自由に選択できます。
- エンベッドフォーム
- ポップアップフォーム
また、フォーム自動返信用メールテンプレートおよびフォーム通知用のメールテンプレートに使用できる任意の項目を自由に追加できるフォームを作成できます。
フォーム作成の流れ
フォーム作成のフローは、以下ステップの通りです。エンベッド・ポップアップどちらのフォームも同じ順序で作成できます。
- 事前準備(フォーム設計)
- 事前準備(完了ページの作成)(任意)
- 事前準備(カスタマ―カスタム項目を作成)(任意)
- 事前準備(付与するタグを登録)(任意)
- 事前準備(自動返信メール用のメールテンプレート登録)(任意)
- 事前準備(社内通知用のメールテンプレート登録)(任意)
- 事前準備(社内通知メールの通知ユーザーの決定・登録)(任意)
- 事前準備(Webhook設定)(任意)
- 事前準備(フォームを表示するセグメントを登録する)(任意)
- 事前準備(reCAPTCHAを設定する)(任意)
- ポップアップかエンベッドを選択する
- フォームの基本設定を行う
- フォーム項目を設定する
- フォームシステム項目を設定する
- reCAPTCHAを設定する
- 自動返信メールおよび通知設定
- CSSを設定する(任意)
- プレビューを確認する
- フォームを表示するセグメントを選択する(任意)
- ポップアップを登録する
- エンベッドを登録する
- フォームを設置する
操作方法
1. 事前準備(フォーム設計)
フォーム作成の前に以下について事前に考えておくとスムーズに作成いただけます。
- フォーム送信完了時の動作を「完了メッセージ」と「完了画面遷移」どちらにするのか
完了メッセージの場合、完了メッセージに記載する内容の用意
完了画面遷移の場合、遷移させる完了ページの用意 - フォームにはどのような項目を設定するのか
- フォーム送信完了時にタグを付与させるのか
- フォーム送信完了時にカスタマーへ自動返信メールを送信するのか
- フォーム送信完了時に社内通知メールを送信するのか
- フォーム送信完了時に他アプリケーションへ連携をするのか(Webhook連携)
- フォームを表示させるターゲット(セグメント)を指定するのか
- フォームにreCAPTCHA設定を行うか
2. 事前準備(完了ページの作成)(任意)
フォーム送信完了時に遷移させる完了ページの作成をします。ウェブページ機能を利用して作成も可能です。詳細はこちらのオンラインマニュアルをご参照ください。
3. 事前準備(カスタマ―カスタム項目を作成)(任意)
フォーム項目の「入力された値を格納するカスタマーカスタム項目」を設定し、フォームで入力/選択された内容をカスタマーカスタム項目に反映できます。
独自で作成されたフォーム項目に入力された情報をカスタマー情報に登録/反映させる場合は、その格納先としてカスタマーカスタム項目を登録します。 詳細はこちらのオンラインマニュアルをご参照ください。
4. 事前準備(付与するタグを登録)(任意)
フォーム送信完了時にカスタマーへ付与するタグを登録します。 詳細はこちらのオンラインマニュアルをご参照ください。
5. 事前準備(自動返信メール用のメールテンプレート登録)(任意)
フォーム送信完了時にカスタマーへ送信する自動返信メールのメールテンプレートを作成します。詳細はこちらのオンラインマニュアルをご参照ください。
6. 事前準備(社内通知用のメールテンプレート登録)(任意)
フォーム送信完了時に送信する通知メールのメールテンプレートを作成します。詳細はこちらのオンラインマニュアルをご参照ください。
7. 事前準備(社内通知メールの通知ユーザーの決定・登録)(任意)
フォーム送信完了時の通知メールをどのユーザー宛に送信するのかを決めておきます。通知メールは、次のいずれかのメールアドレス宛に送信できます。
- SATORIのユーザーアカウントに登録されているメールアドレス
※ユーザアカウントを新たに登録する場合は、こちらをご参照ください。 - 通知先メールアドレスに登録されたメールアドレス
※通知先メールアドレスを新たに登録する場合は、こちらをご参照ください。
8. 事前準備(Webhook設定)(任意)
Webhook機能を使って、フォームに入力した内容をあらかじめ指定した任意のWebアプリケーションに対して登録や通知が可能です。 詳細はこちらのオンラインマニュアルをご参照ください。
9. 事前準備(フォームを表示するセグメントを登録する)(任意)
フォームを表示するターゲットにセグメントを指定できます。セグメントは特定のページへアクセスしたカスタマ―をグループ化できる機能です。 詳細はこちらのオンラインマニュアルをご参照ください。
10. 事前準備(reCAPTCHAを設定する)(任意)
Googleが提供するセキュリティサービス「reCAPTCHA(リキャプチャ)」 を設定可能です。フォームにreCAPTCHAを設定し、スパム投稿や不正アクセスを防ぎ、フォームの安全性を高められます。
本機能を利用する際は、GoogleアカウントおよびGoogle reCAPTCHAキーの取得が必要です。
※Googleアカウントがない場合、本機能はご利用いただけません。
キーの取得方法は、こちらのオンラインマニュアルをご参照ください。
11. ポップアップかエンベッドを選択する
[フォーム]>[+]ボタンよりフォームの新規登録を行います。 [ポップアップ]と[エンベッド]のいずれかを選択してください。
ポップアップ:フォームをポップアップで表示させたい場合に選択します
エンベッド:フォームを任意の箇所に埋め込みで表示させたい場合に選択します
12. フォームの基本設定を行う
フォームパーツの名称や情報獲得経路などの基本設定を行います。既存のフォームを雛形として利用する場合には「雛型の読み込み」から、フォームリストをご確認ください。
入力が可能な項目は以下の通りです。
- 「フォームパーツ名」
- 「説明」
- 「情報獲得経路」には作成するフォームから入力があった場合に、そのカスタマーに付与したい「情報獲得経路」を入力してください。初期値は自動的に「フォームパーツ名」が挿入されるようになっています。
- 「フォーム上部タイトル」にはポップアップされたフォームの上部に表示させたい文字列を指定してください。エンベッドにはこの項目はありません。
-
「確認画面」を有りにすると、入力内容の確認画面が表示されるようになります。
- 確認画面への遷移効果として、「なし」「フェード」「スライド」の3種類から選択できます。
- 確認画面上部のメッセージとして、任意のメッセージを表示できます。
- 「受付人数上限」では、フォーム送信の受付人数上限を設定できます。設定した人数に達した場合に自動で受付を停止しフォームを非表示にします。同一メールアドレスでの重複登録は同一人物として扱われ、1件として計上されます。
-
「登録済みカスタマーが存在した場合の動作」では、メールアドレスが既に登録されているカスタマーに対して、「既存カスタマー項目」「情報獲得経路」「情報獲得日」をフォームの入力内容で更新するかしないかを個別に設定できます。
※「既存カスタマー項目」を「更新する」とした場合でも、フォームで項目が未入力またはスペースのみの場合、既存のカスタマー項目が保持されます。
- 「表示開始日時」に設定した日時を迎えた時点からフォームが表示されるようになります。
-
「表示終了日時」に設定した日時を迎えた時点からフォームが非表示になります。
※表示期間を指定しない場合、コンテンツは常に表示されます。 -
「優先度」に指定した数値が大きいコンテンツから優先して表示されます。
※設定範囲は「-20〜20」で、数値が大きいほど優先され、20が最優先です。
※優先度を指定しない場合や、同一の優先度が指定された場合、コンテンツはランダムに表示されます。
- 「表示タイプ」は、「リンクを表示」または「メッセージを表示」を選択してください。
-
「プライバシーポリシーURL」には、フォームを設置する予定のウェブサイトのプライバシーポリシーのURLを記入してください。この項目を入力するとフォーム表示に出力される「当社のプライバシーポリシーに同意の上、送信してください。」という文言にリンクが挿入されます。
※「当社のプライバシーポリシーに同意の上、送信してください。」を任意の文言に変更可能です。変更方法はこちらをご参照ください。 - 「プライバシーポリシーメッセージ」には、任意のメッセージの入力が可能です。また記述の仕方によっては、プライバシーポリシーではなく利用規約や約款という任意の言葉に変更してリンク化できます。下記のサンプルは、『http://example.com』を適切なリンク先に変更していただきまして、プライバシーポリシーメッセージに入れていただくと、利用規約に変更してリンクを別ウィンドウで表示できるようになります。
<a href="https://example.com" target="_blank" rel="noopener noreferrer">利用規約はこちら</a>
※セキュリティの観点から、rel属性にnoreferrerの記述を推奨しています。 ただし、noreferrerは、リンク先に対して参照元のリンクを渡さないようにする設定となります。 そのため、貴社のマーケティング施策等において、参照元のリンク情報の取得が必要な場合は、noreferrerの記述を外すようお願いします。
- 「プライバシーポリシー同意チェックボックス」には任意の文言を設定可能です。ここに記入した文言がチェックボックスの横に表示されます。
- 「プライバシーポリシー同意チェックエラー」にはチェックが漏れていた際に表示する文言を設定できます。
- 「完了時の動作」で、完了時に同じページ内で完了メッセージを表示させるか、完了ページに遷移させるかを選択してください。
※外部のCVタグを読み込みさせたい場合は「完了画面遷移」を選択し、そのページに外部CVタグとSATORI計測タグを設置いただくようお願いいたします。
※完了画面ページは貴社にて作成いただく必要がございます。
- 「フォーム送信完了時に付与するタグ」にはフォームに入力をしたカスタマーに付与したいタグを指定してください。複数のタグを付与できます。入力したタグが未作成の場合、フォームの保存時に自動でタグが作成されます。
※設定後に「タグの編集画面」にて当該タグ名称を変更してもフォーム送信完了時に付与するタグには反映されません。フォーム送信完了時に付与するタグ名称を変更する場合には、当画面にてタグを指定しなおしてください。
13. フォーム項目を設定する
「フォーム項目」では、フォームに表示させる項目の設定が可能です。
※「設定済み項目」には「氏名」「メールアドレス」が初期値としてセットされています。
※「メールアドレス」はSATORIのシステム上必須項目です。
| 項目 | 入力制限 |
| カスタマー メールアドレス | 255文字まで、適正なメールアドレス |
| カスタマー 氏名 | 氏・名それぞれ255文字まで、半角、全角、英数字が入力可能 |
| カスタマー 氏名(ふりがな) | 氏・名それぞれ255文字まで、半角、全角、英数字が入力可能 |
| カスタマー 企業名 | 255文字まで |
| カスタマー 部署名 | 255文字まで |
| カスタマー 役職 | 255文字まで |
| カスタマー 電話番号 | 255文字まで |
| カスタマー 携帯電話番号 | 255文字まで |
| カスタマー ウェブサイト | 255文字まで、適正なURL |
| カスタマー 住所 | 255文字まで |
| カスタマー メモ | 500文字まで |
| カスタマー タグ付与(単一選択) | タグ名 |
| カスタマー タグ付与(複数選択) | タグ名 |
| テキスト | 255文字まで、改行不可 ※入力フォーマット制限についてはこちら |
| テキストエリア | 4096文字まで(※)、改行可 |
| 数値 | |
| 日付 | |
| 日付(カレンダー) | |
| 住所(郵便番号補完付き) | |
| 都道府県 | |
| 単一選択 | |
| 複数選択 | |
| ファイルアップロード |
※「テキストエリア」を利用する場合はフォーム表示時に複数行の入力エリアとして表示されます。
「設定済み項目」は各項目の左側のハンバーガーアイコン(三本線のアイコン)のドラッグ&ドロップにより、表示順の変更が可能です。
- 「メールアドレス」〜「カスタマータグ付与(複数選択)」までの項目
フォームに入力された内容が、カスタマー詳細のカスタマー項目に登録されます。
ただし、メールアドレスが既に登録されているカスタマーに対する更新動作は、「登録済みカスタマーが存在した場合の動作」の設定に従います。
- 「テキスト」~「複数選択」までのフォームのカスタム項目
「入力された値を格納するカスタマーカスタム項目」を指定した場合(※)、フォームに入力された内容が、カスタマー詳細の指定のカスタマーカスタム項目に登録されます。ただし、メールアドレスが既に登録されているカスタマーに対する更新動作は、「登録済みカスタマーが存在した場合の動作」の設定に従います。
※「入力された値を格納するカスタマーカスタム項目」の詳細は、「13-2. カスタマーカスタム項目への連携」をご参照ください。
また、これらの項目はメールテンプレートのテンプレートグループ「フォーム自動返信用」および「フォーム通知用」に特殊変数として使用できます。
13-1. 各項目の補足事項
■カスタマー 企業名 について
「カスタマー 企業名」をフォーム項目として追加すると、フォーム上で企業名を入力した際に候補が表示され、その中から企業を選択できます。これにより、企業名の表記ゆれを防ぎつつ、入力の手間を削減できます。
あらかじめ「郵便番号」「都道府県」「住所」「電話番号」のフォーム項目を設定し、「企業情報の補完先設定」で「補完対象」として指定すると、フォーム上で企業名を選択した際に、対応するフォーム項目へ値が自動でセットされます。
※常に自動で補完されるわけではありません。データベースに情報がない企業名などの場合は、自動補完は行われません。
「企業情報の補完を無効にする」にチェックを入れると、フォーム上での候補表示およびフォーム項目への補完を無効にできます。その場合、企業名および「郵便番号」「都道府県」「住所」「電話番号」の値は、いずれも手入力が必要となります。
■カスタマータグ付与 単一選択/複数選択
カスタマータグ付与 単一選択/複数選択の項目を追加する際に、項目の見た目や選択肢、付与するタグを設定できます。
「単一選択」では、フォームの見た目としてラジオボタン、セレクトボックスから選択可能ですが、「複数選択」では、セレクトボックスの固定となります。
「選択肢の表示名」に入力した値はラジオボタンおよびチェックボックスの項目名になります。
「付与するタグ」に入力した値はフォーム入力時に、その選択肢を選んだカスタマーに付与するタグを指定します。
■テキスト における入力フォーマット制限の設定
フォームのテキスト項目の項目を追加する際に、入力フォーマット制限を適用できます。
-
「電話番号」の場合、一般的な形式(例:090-1234-5678/+8190-1234-5678 など)に準拠しているかどうか検証されます。
※桁数やフォーマットを厳密に行いたい場合には「正規表現」をご利用ください。 - 「メールアドレス」の場合、標準的なメールアドレスの形式(例: example@example.com)に準拠しているかどうか検証されます。
- 「正規表現」の場合、より高度な入力フォーマット制限として、記載した正規表現に準拠しているかどうか検証されます。
- 「エラー時に表示するメッセージ」に検証エラーとなった場合のメッセージを入力します。
■日付(カレンダー)の設定
日付(カレンダー)の項目を追加する際に、入力時のカレンダーのオプション設定が可能です。
- 「テーマ」からカレンダーのテーマを選択できます。
- 「値の範囲」からカレンダー上で入力可能な期間を設定できます。
- 「制約」からカレンダー上で選択不可とする曜日や祝日を選択できます。
■住所(郵便番号補完付き)の設定
住所(郵便番号補完付き)を設定した場合、フォームの見た目上には「郵便番号/都道府県/市区町村/町名・番地/建物名・部屋番号」の入力枠が表示されます。フォーム上で郵便番号を入力すると、住所欄が自動入力されます。
設定画面では、各項目のラベル、プレースホルダー、補足テキスト、格納先(カスタマー項目「住所」またはカスタマーカスタム項目)を設定でき、フォーム送信時には設定した格納先に保存されます。たとえば、「都道府県/市区町村/町名・番地/建物名・部屋番号」をカスタマー項目「住所」に関連付けた場合、各入力値は結合され、1つの値として「住所」に保存されます。
例)「東京都」「千代田区」「丸の内1-1」「○○ビル101」
→ 住所 =「東京都千代田区丸の内1-1 ○○ビル101」
※自動入力された住所は、手動で修正できます。
※郵便番号の登録先は「カスタマーカスタム項目」のみです。カスタマー項目「住所」へ郵便番号の登録はできません。
■単一選択/複数選択の設定
単一選択/複数選択の項目を追加する際に、項目の見た目や選択肢の設定を行えます。
「単一選択」では、フォームの見た目としてラジオボタン、セレクトボックスから選択可能ですが、「複数選択」では、セレクトボックスの固定となります。
「選択肢の表示名」に入力した値はラジオボタンおよびチェックボックスの項目名になります。
※「入力された値を格納するカスタマーカスタム項目」の詳細は、「13-2. カスタマーカスタム項目への連携」をご参照ください。
■ファイルアップロードの設定
ファイルアップロードの項目を追加する際に、アップロード可能なファイルの上限数、ファイル制限の設定を行えます。
- 「ファイルアップロード」は、1つのフォームにつき最大3項目まで設定できます。
- 「アップロードファイルの上限数」では、各「ファイルアップロード」項目ごとに、1回の送信でアップロードできるファイル数の上限を最大5つまで設定できます。
- アップロードできるファイルサイズには、次の制限があります。
- 1つのファイルの最大容量:16MB未満
- 1つのフォームに対する合計最大容量:240MB未満
(「ファイルアップロード」の項目 最大3つ × 各項目でアップロードできるファイル 最大5つ × 1ファイル 16MB未満)
- 「アップロードされるファイルタイプの制限」からアップロード可能なファイル拡張子を選択できます。
※zip形式等の圧縮ファイルやexe形式等の実行ファイルはアップロードできません。 - アップロードされたファイルはウイルスチェック後、安全にクラウドストレージへ保存されます。
13-2. カスタマーカスタム項目への連携
カスタマーカスタム項目への連携が可能な項目を追加する際に、入力された値の格納先としてカスタマーカスタム項目で設定した項目を選択できます。
- 「種類」からフォームのカスタマーカスタム項目への連携が可能な項目を選択します。
- テキスト、テキストエリア、数値、日付、日付(カレンダー)、住所(郵便番号補完付き)、都道府県、単一選択、複数選択
- 「入力された値を格納するカスタマーカスタム項目」の欄が表示されます。
- 既に設定している「カスタマーカスタム項目」の「カスタム項目名」から値の格納先を選択します。
- 特殊変数を設定した場合は「フォーム自動返信用」および「フォーム通知用」のみで使用可能です。
フォームの項目ごとにデータタイプが設定されているため、一致するデータタイプのカスタマーカスタム項目のみが格納先の選択肢となります。
フォーム項目とカスタマーカスタム項目の連携、データタイプについては下記の表を参照ください。
| フォーム項目 | カスタマーカスタム項目との連携 | カスタマーカスタム項目連携時のデータタイプ |
| メールアドレス | ー | ー |
| カスタマー 氏名 | ー | ー |
| カスタマー 氏名(ふりがな) | ー | ー |
| カスタマー 企業名 | ー | ー |
| カスタマー 部署名 | ー | ー |
| カスタマー 役職 | ー | ー |
| カスタマー 電話番号 | ー | ー |
| カスタマー 携帯電話番号 | ー | ー |
| カスタマー ウェブサイト | ー | ー |
| カスタマー 住所 | ー | ー |
| カスタマー メモ | ー | ー |
| カスタマー タグ付与(単一選択) | ー | ー |
| カスタマー タグ付与(複数選択) | ー | ー |
| テキスト | ● | 文字列/複数行テキスト |
| テキストエリア | ● | 複数行テキスト |
| 数値 | ● | 実数/整数 |
| 日付 | ● | 日付 |
| 日付(カレンダー) | ● | 日付 |
| 住所(郵便番号補完付き) | ● | 文字列/複数行テキスト |
| 都道府県 | ● | 文字列/複数行テキスト |
| 単一選択 | ● | 選択肢/文字列/複数行テキスト |
| 複数選択 | ● | 文字列/複数行テキスト |
| ファイルアップロード | ー | ー |
なお、同一の項目にフォームで設定したバリデーションとカスタマーカスタム項目で設定したバリデーションがある場合、フォームへ入力があった際には、両者のバリデーションがそれぞれ確認されます。その両方をパスできなければエラーとなります。
14. フォームシステム項目を設定する(任意)
フォームシステム項目を利用して、フォームに対応する任意の文字列を固定値として設定したり、フォームを設置したページのURLやタイトルといったメタ情報を自動で取得できるようになります。
「+」から項目を追加し、固定値/タイトルの自動取得/URLの自動取得のいずれかのタイプを選択します。
- 固定値
任意の文字列を設定できます。キャンペーンコードや問い合わせた商品名、ソース情報など、特定の識別子を付与したい場合に利用します。
「固定値」を選択した場合は、フォーム送信時に保存される値を、あらかじめ設定画面で入力しておく必要があります。 - タイトルの自動取得
フォームが設置されているページのタイトルを自動的に取得します。これにより、流入元のページを識別し、コンテンツとフォームの関連性を分析できます。 - URLの自動取得
フォームが設置されているページのURLを自動的に取得します。流入経路の分析や、特定のURLからのコンバージョン率の測定に役立ちます。
フォームシステム項目には特殊変数名が指定でき、フォーム自動返信メールやフォーム通知メールに取得した値を挿入できます。また、取得した値をカスタマーカスタム項目に格納できます。
※フォームシステム項目設定で指定した特殊変数名は、フォーム送信レポートのCSVファイルに含まれるカラムとして追加されます。
15. reCAPTCHAを設定する
フォームにには、GoogleアカウントおよびGoogle reCAPTCHAキーの取得が必要です。
「スパム投稿防止設定」に進むと、「使用しない」もしくは「使用する」のいずれかを選択できます。「使用する」を選択すると、取得したサイトキーとシークレットキーを入力できます。
注意事項
- フォーム設定画面で誤ったサイトキーを設定した場合、またはキー発行時に指定したドメインと異なるドメインのウェブページにフォームを設置した場合、以下のエラーが表示され、フォームを送信できません。
- フォーム設定画面で誤ったシークレットキーを設定すると、以下のエラーが表示され、フォームを送信できません。
- フォームの「確認画面」を「有り」に設定した場合、「私はロボットではありません」のチェックボックスは確認画面に表示されます。
16. 自動返信メールおよび通知設定
新規にテンプレートを作成または、既存テンプレートを編集するには、グローバルメニュー「コンテンツ - メールテンプレート」にて操作していただく必要があります。操作いただくために、現在の作成画面を離れた場合、作成途中のものは破棄されますので、一度保存されることをお勧めします。
自動返信メール設定
「送信しない」もしくは「送信する」のいずれかを選択できます。「送信する」を選択すると、メールテンプレートのテンプレートグループ「フォーム自動返信用」のテンプレートを選択できます。
「配信ステータスが「拒否」のカスタマーにも返信する」を「ON」にした場合、配信許可が「拒否」のカスタマーにもフォーム自動返信メールの送信が可能となります。
通知設定
「通知しない」もしくは「通知する」のいずれかを選択できます。
「通知する」を選択すると、メールテンプレートのテンプレートグループ「フォーム通知用」のテンプレートを選択できます。また「+」マークで通知先をアカウントユーザーに対して任意に追加できます。
「SATORIユーザー以外の通知先」に通知する場合、メールアドレスの追加登録が必要です。登録手順に関する詳細はこちらをご参照ください。
※カスタマーカスタム項目を値の格納先としない場合の例※
「フォーム自動返信用」および「フォーム通知用」メールテンプレートには、カスタマー情報には入らない任意の項目も特殊変数として使用可能です。「日付」の項目を利用して誕生日を入力していただく場合には下記のように特殊変数名を指定できます。
「フォーム自動返信用」および「フォーム通知用」メールテンプレートに{{params:特殊変数名}}としていただくと特殊変数として使用可能です。
17. CSSを設定する(任意)
[プレビュー・CSS設定] 画面の右側で、CSSの変更が可能です。
ポップアップフォームのデザインテンプレートについては、こちらをご参照ください。
※HTML・CSSの具体的な記述につきましてはサポート範囲外とさせていただいております。
18. プレビューを確認する
[プレビュー・CSS設定] 画面で、フォームのプレビューを確認します。
「スマートフォンモード」をONにすると、スマートフォンでの表示プレビューに切り替わります。
※プレビューページは「管理画面上で作成したコンテンツが外部のCSS等影響を受けていない状態のプレビュー」になります。実際に設置するページによっては、CSSやJavaScriptの影響を受ける可能性もございますので、テストの上調整をお願いいたします。
例) ポップアップの場合
19. フォームを表示するセグメントを選択する(任意)
フォームを表示するセグメントを選択します。
すべてのカスタマー(ウェブサイトに訪問したすべてのカスタマー)にフォームを表示させる場合は、「全てのカスタマーを対象にする」を選択します。
20. ポップアップを登録する
「11. ポップアップかエンベッドを選択する」でポップアップを選択した場合、本ステップを実施します。
ポップアップ設定
[ポップアップ設定] 画面で、ポップアップの表示方法を指定します。項目は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
| ① 表示する場所 | ポップアップを表示する場所を「右上」「中央」「右下」から指定します。 |
| ② ポップアップさせるタイミング |
ポップアップさせるタイミングを以下種類から選択します。
|
| ③ 閉じるボタンの動作 |
ポップアップの閉じるボタンを押した時の挙動を選択します。
|
コンテンツの設定
コンテンツ欄の右側「+」からコンテンツを追加できます。複数のコンテンツを登録してABテストが可能です。
※複数のコンテンツを登録した場合、ターゲット条件を満たすコンテンツが表示期間や表示優先度の設定に従って表示されます。
目標の設定
目標欄の「歯車」マークから目標を設定できます。目標を設定し、ポップアップのコンテンツ毎の目標到達数(目標到達率)を計測できます。
※目標到達数(目標到達率)はコンテンツが「HTMLパーツ」の場合のみ計測可能です。
21. エンベッドを登録する
「11. ポップアップかエンベッドを選択する」でエンベッドを選択した場合、本ステップを実施します。
エンベッド設定
[エンベッド設定] 画面で、エンベッド名と説明(任意)を入力し、コンテンツを追加する場合は、コンテンツ欄の右側「+」から登録します。
※複数のコンテンツを登録した場合、ターゲット条件を満たすコンテンツが表示期間や表示優先度の設定に従って表示されます。
目標の設定
目標欄の「歯車」マークから目標を設定できます。目標を設定して、エンベッドのコンテンツ毎の目標到達数(目標到達率)を計測できます。
※目標到達数(目標到達率)はコンテンツが「HTMLパーツ」の場合のみ計測可能です。
22. フォームを設置する
すべての設定を完了し、下部の「登録」ボタンをクリックすると、作成したフォームを表示させるための設置コードが表示されます。
設置コードは、「コードをコピーする」ボタンを押すとコピーできます。
ポップアップとエンベッドの設置方法について、それぞれ以下にご案内します。
ポップアップの場合
表示されたポップアップ設置コードをWebページに設置する方法が2つあります。
- Webサイトに直接設置する場合
ポップアップ設置コードを、ポップアップを表示したいウェブページのbody閉じタグ(</body>)の直前に設置します。
SATORI計測タグを設置されている場合は、SATORI計測タグを誤って削除されないようにご注意ください。
- GTM(Googleタグマネージャー)を使用して設置する場合
【活用TIPS】 GTMを利用してポップアップ設置コードを設置する方法をご参照の上ご設定ください。
※活用支援サイトはSATORI有料ご契約者様のみご覧いただけます。閲覧方法についてはこちらをご確認ください。
エンベッドの場合
エンベッドを表示させたいページの任意の位置(<body>タグ内)に、表示された設置コードを挿入してください。
活用支援サイト関連コンテンツ
- 【動画】「フォーム機能」でウェブページにフォームを埋め込んでお問い合わせページを作ってみよう
- 【動画】フォームの選択項目に応じて自動送信メールを出し分けてみよう
- 【活用TIPS】 GTMを利用してポップアップ設置コードを設置する方法
- 【活用TIPS】フォームデザインのカスタマイズに役立つ11パターンのCSS集
※活用支援サイトはSATORI有料ご契約者様のみご覧いただけます。閲覧方法についてはこちらをご確認ください。
よくある質問/トラブルシューティング
・フォームに関連するFAQはこちらにまとめております。
・フォームに関連するトラブルシューティングはこちらにまとめております。