メールの開封率やクリック数、資料ダウンロード数の数値が普段より高く表示される

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2021/11/11のUI刷新 第一弾リリースにてカラースキーム(配色設計)とタイポグラフィ(文字の書体、大きさ、配列のしかたなど)を変更しております。オンラインマニュアルに掲載している画面キャプチャと実際の管理画面の配色や文字の状態が異なる場合がございますがご了承いただけますと幸いでございます。

Q.配信したメールの開封率やクリック数、資料ダウンロード数の数値が予想を上回る数値になっています。過去に配信したメールと比較しても高い数値を示しており、障害や不具合など発生していませんでしょうか。

SATORIから配信したメールの開封率やクリック数、資料ダウンロード数の数値が予想以上に高い値を示した場合、受信者の利用環境の影響を受けていることが考えられます。

具体的には受信者の環境に導入されているセキュリティソフトやメーラーがメールを開封したり、本文中に記載されたURLや資料ダウンロード用のURLへアクセスすることで、メール開封やメール内リンククリック、資料ダウンロードとして計測されることがあります。これらの操作はセキュリティソフト等による機械的な処理によるものか、人為的な操作によるものかの区別ができないため、カスタマーのアクションとして扱われ、配信したメールの各種数値にカウントされます。

具体的には下記のケースが考えられます。

  • セキュリティチェックとしてメールの開封と本文中に記載されたURLのクリック操作を行い、安全性を確認した
  • 受信者のメーラーがメールを受信した時点で開封数カウントの画像を読み込んだ

昨今ではフィッシングメールや迷惑メールが急増している背景からセキュリティソフトを導入する企業も増加している傾向にあるため、こちらの事象については社内で課題として認識しており、改善対応を検討しております。

 

■機械的な計測を回避する方法

メール本文にカスタマーに閲覧させたいページや資料ダウンロード用のURLを直接記載すると、機械的な処理による計測が発生する可能性があります。
そのため、これらを除外し、人為的なクリック操作を行ったカスタマーを特定するため、セグメントの機能を利用した方法をご案内します。

  1. セグメントを設定する
    対象URLにアクセスしたカスタマーを特定するため、閲覧させたいページや資料ダウンロード用URLを
    セグメント該当の条件として含めたセグメントを設定します。
  2. ウェブページを作成する
    対象URLを含むページ内コンテンツを配置したウェブページを作成します。
  3. メールテンプレートを作成する
    手順2で作成したウェブページのURLをトラッキングURL化し、メールテンプレート内に配置します。
  4. メールを配信する
    作成したメールテンプレートを使用してカスタマーにメールを配信します。
  5. レポートを確認する
    メール配信を行った翌日にセグメントレポートを確認し、人為的なクリック操作を行ったカスタマーを確認します。

 

関連オンラインマニュアル/活用支援サイトコンテンツ 

・関連オンラインマニュアル:「セグメント」について
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・関連オンラインマニュアル:メールを送信する
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※活用支援サイトはSATORI有料ご契約者様のみご覧いただけます。閲覧方法についてはこちらをご確認ください。

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