「シナリオ」事例

最終更新日:

2021/11/11のUI刷新 第一弾リリースにてカラースキーム(配色設計)とタイポグラフィ(文字の書体、大きさ、配列のしかたなど)を変更しております。オンラインマニュアルに掲載している画面キャプチャと実際の管理画面の配色や文字の状態が異なる場合がございますがご了承いただけますと幸いでございます。

以下にシナリオの一例を記載しております。運用に沿った内容でご活用ください。

※シナリオ機能の概要につきましてはこちらをご確認ください。

※本マニュアルにある活用TIPS記事は、 SATORI有料ご契約者様のみが閲覧いただけます。
 閲覧方法については「SATORI 活用支援サイト」の閲覧方法についてからご確認ください。

シナリオパターン例

 

資料請求フォーム申込者に対して、曜日指定のステップメールを送信する

設定概要

タイミングノードの「曜日指定」を利用し、指定した曜日にメールを送信する方法をご案内します。

設定例

資料請求フォーム申込者に対して、 祝日を避けた営業日である火曜日の12時に、申込者限定の資料を送付するメールを送信します。

※フォーム申込時のサンクスメールは、各フォームより送信するため、シナリオには設定しません。

設定詳細

事前準備

申込者限定の資料を送付するためのメールテンプレート「テンプレートA」を作成します。

シナリオの設定

  1. トリガーのタイプに「APIまたはフォーム登録」を選択し、情報獲得経路を指定します。

  2. 次ノードで「タイミング」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・タイプ:曜日指定
    ・設定:「火」曜日の「12」時

  3. 次ノードで「リアクション」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・リアクションタイプ:カスタマーメール送信
    ・送信するメールテンプレート:テンプレートA

■ 設定イメージ

シナリオ事例_20241016_01.png

 

セミナー申込者に対し、セミナーの前日にリマインドメールを送信する

設定概要

タイミングノードの「固定日指定」を利用し、指定した日にちにメールを送信する方法をご案内します。

設定例

2/15に開催されるセミナー(申込期間:1/10~2/13)の申込者に対して、前日の2/14午前10時にリマインドメールを送信します。

※フォーム申込時のサンクスメールは、各フォームより送信するため、シナリオには設定しません。

設定詳細

事前準備

セミナーのリマインドメールのメールテンプレート「テンプレートB」を作成します。

シナリオの設定

タイミングノードの「固定日指定」では、日付を「1~31」日および「月末」で設定できますが、月を指定することはできません。
そのため、申込開始日からメール送信までの期間が1ヶ月を超える場合、複数のシナリオを作成する必要があります。

本ケースでは、申し込みが行われる期間に合わせ、月ごとにシナリオを2つ作成します。

  • シナリオ①:1/10~1/31に申し込んだカスタマーにリマインドメールを送信する
  • シナリオ②:2/1~2/13に申し込んだカスタマーにリマインドメールを送信する

シナリオ①

  1. シナリオの有効期間を「20XX-01-10~20XX-02-14」と指定します。

  2. トリガーのタイプに「APIまたはフォーム登録」を選択し、情報獲得経路を指定します。

  3. 2月まで処理を待機させるため、次ノードで「タイミング」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・タイプ:固定日指定
    ・設定:「1」日の「0」時

  4. セミナー前日まで待機させるため、次ノードで「タイミング」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・タイプ:固定日指定
    ・設定:「14」日の「10」時

  5. 次ノードで「リアクション」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・リアクションタイプ:カスタマーメール送信
    ・送信するメールテンプレート:テンプレートB

シナリオ②

  1. シナリオの有効期間を「20XX-02-01~20XX-02-14」と指定します。

  2. トリガーのタイプに「APIまたはフォーム登録」を選択し、情報獲得経路を指定します。

  3. セミナー前日まで待機させるため、次ノードで「タイミング」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・タイプ:固定日指定
    ・設定:「14」日の「10」時

  4. 次ノードで「リアクション」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・リアクションタイプ:カスタマーメール送信
    ・送信するメールテンプレート:テンプレートB

■ 設定イメージ

シナリオ事例_20241016_02.png

 

フォームの選択肢で選ばれた項目に応じて内容の異なるメールを自動送信する

設定概要

カスタマー属性スイッチを使用したシナリオ分岐と、各分岐のリアクション設定方法をご案内します。

設定例

フォーム送信をトリガーとして、「興味のある商品」欄で選択された項目(商品A、B、C)に基づき、カスタマーごとに異なるメールを送信します。

設定詳細

事前準備

  1. カスタマーカスタム項目に「興味のある商品」を作成します。
  2. シナリオのトリガーとなるフォームを登録する際、フォーム項目として「単一選択」を選択し、選択肢に「商品A」「商品B」「商品C」を設定します。
    また、
    その格納先として「興味のある商品」(カスタマーカスタム項目)を指定します。
  3. 選択した商品によって送信するメールテンプレート(メールA、B、C)を作成します。

※具体的な設定方法は、以下の関連オンラインマニュアルをご確認ください。

シナリオの設定

  1. トリガーのタイプに「APIまたはフォーム登録」を選択し、情報獲得経路を指定します。

  2.  条件タイプに「カスタマー属性スイッチ」を選択し、下記のとおり設定します。
     ・判定に利用するカスタマー属性:興味のある商品
     ・判定条件:商品A と一致
     ・判定期間:0 日間

  3. 「条件に一致」のノードで、「リアクション」を選択し、下記のとおり設定します。 
     ・リアクションタイプ:カスタマーメール送信
     ・送信するメールテンプレート:メールA

  4. 「一致しない」のノードで、条件タイプに「カスタマー属性スイッチ」を選択し、下記のとおり設定します。
     ・判定に利用するカスタマー属性:興味のある商品
     ・判定条件:商品B と一致
     ・判定期間:0 日間

  5. 「条件に一致」のノードで、「リアクション」を選択し、下記のとおり設定します。 
     ・リアクションタイプ:カスタマーメール送信
     ・送信するメールテンプレート:メールB

  6. 「一致しない」のノードで、「リアクション」を選択し、下記のとおり設定します。
     ・リアクションタイプ:カスタマーメール送信
     ・送信するメールテンプレート:メールC

■ 設定イメージ

シナリオ事例_20241016_03.png

活用支援サイトにある関連シナリオ事例

カスタマー属性スイッチではなく、タグスイッチを使用したシナリオ分岐も可能です。

設定の詳細につきましては、活用支援サイトの活用TIPS記事「フォームの選択肢で選ばれた項目に応じて内容の異なるメールを自動送信する方法」からご確認ください。

 

実名カスタマーを判別するセグメントへの該当後、カスタマーのスコアが一定を超えたら、通知メールを送信する

設定概要

カスタマー属性スイッチを利用し、カスタマーのスコアに応じてシナリオを分岐させる方法をご案内します。

設定例

「実名カスタマーを判別するセグメント」に該当後、180日以内にスコアが「100」以上となった場合に社内通知メールを送信する。

※「実名カスタマーを判別するセグメント」の設定方法は、活用支援サイトの活用TIPS記事「実名カスタマー/匿名カスタマーをセグメント機能で判別する」をご確認ください。

設定詳細

  1. トリガーのタイプに「セグメント」を選択し、セグメントに「実名カスタマーを判別するセグメント」を設定します。

  2.  条件タイプに「カスタマー属性スイッチ」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・判定に利用するカスタマー属性:スコア
    ・判定条件:100以上
    ・判定期間:180日間

  3. 「条件に一致」のノードで、「リアクション」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・リアクションタイプ:社内通知メール送信
    ・通知に利用するメール:任意のメールテンプレート
    ・通知するユーザー:任意のユーザー

  4. 「一致しない」のノードで、「タイミング」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・タイミングのタイプ:日時指定
    ・設定:「0」日後の「0」時
    ※この設定は、「何もアクションをしない」を意味します。

■ 設定イメージ

シナリオ事例_20241016_04.png

 

ファイルダウンロード検知後、カスタマーの役職に応じてメールを送信する

設定概要

カスタマー属性スイッチを利用し、カスタマーの役職により異なるメールを送信する方法をご案内します。

設定例

カスタマーがファイル「資料A」をダウンロードした後、役職に「取締役」が含まれる場合は「メールテンプレート①」、それ以外の場合は「メールテンプレート②」のメールを送信します。

設定詳細

  1. トリガーのタイプ「ファイルダウンロード」、ファイルに「資料A」を設定します。

  2. 条件タイプ「カスタマー属性スイッチ」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・判定に利用するカスタマー属性:役職
    ・判定条件:取締役 を含む
    ・判定期間:0 日間

  3. 「条件に一致」のノードで、「リアクション」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・リアクションタイプ:カスタマーメール送信
    ・送信するメールテンプレート:メールテンプレート①

  4. 「一致しない」のノードで、「リアクション」を選択し、下記のとおり設定します。
    ・リアクションタイプ:カスタマーメール送信
    ・送信するメールテンプレート:メールテンプレート②

■ 設定イメージ

シナリオ事例_20241016_05.png

 

「商談中」のタグが付与されたカスタマーに対して、シナリオからステップメールを送信しない

設定概要

シナリオの「停止条件タグ」を使用してシナリオを停止させる方法をご案内します。

設定詳細

  1. 「商談中」のタグを作成します。
  2. シナリオを新規登録する際に、「歯車」マークをクリックし「停止条件」をクリックします。
  3. 停止条件トリガー「タグ該当」、対象のタグ「商談中」を選択し設定します。

scenario_casestudy_20220804_001.png

活用支援サイトの活用TIPS記事に類似事例もありますので「 キラーコンテンツを閲覧したホットリード(実名カスタマー) をステップメールでナーチャリングする方法」をご確認ください。
※「7.  シナリオを作成する」の箇所に「停止条件」を利用した設定をご案内しております。

 

セミナー開催前日に自動でシナリオを停止させる

設定概要

シナリオの「有効期間」を使用してシナリオを自動で停止させる方法をご案内します。

設定詳細

  1. シナリオを新規登録する際に、「歯車」マークをクリックし「有効期間」をクリックします。
  2. 有効期間をセミナー開催前日の日付を選択し、設定します。

scenario_casestudy_20220804_002.png

 

セグメントに該当したカスタマーにメール送信をし、そのメールを開封したカスタマーのみ別のメールを送信する

設定概要

タイミング(メール開封)で次のアクション設定する方法をご案内します。

設定例

「セグメントA」に該当したカスタマーに「セグメントA該当メール①」を送信をし、そのメールを開封したカスタマーのみ「セグメントA該当メール②」のメールを送信します。

設定詳細

  1. トリガーのタイプ「セグメント」、セグメントに「セグメントA」を設定します。
  2. リアクションのタイプ「カスタマーメール送信」、メールテンプレートに「セグメントA該当メール①」を設定します。
  3. タイミングのタイプ「メール開封」、ラベルに「セグメントA該当メール①」を設定します。
  4. リアクションのタイプ「カスタマーメール送信」、メールテンプレートに「セグメントA該当メール②」を設定します。

■ 設定イメージ

シナリオ事例_20241016_06.png

 

関連オンラインマニュアル/FAQ

この記事は役に立ちましたか?

0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています